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後に続く者たちへ ~修士論文発表会2023~

「あれ?珍しくシリアスなタイトルですね😯」

...そんな声が聞こえてきそうですね。

本日2月8日 (木)、今年度の修士論文発表会が行われました。

その模様を少しだけお届けします。

もちろん、後輩たちも大勢応援に駆けつけてくれました😊

前回のDiaryにも書きましたけど、この代が修了を迎えようとしていることに山口は深い感慨を覚えます。

今でこそ大所帯の研究室となった当研究室ですが、旗揚げ当初は本当にスタッフ不足に悩まされたものです。

当時は、卒研生なんて入って来ても1人とか、そんな感じでしたから。

それが大きく変わったのは、彼ら・彼女らが大挙して入室してくれてから。

そんな、当研究室の節目となった代なのです。

1人ずつ見ていきましょう。

まずE本君の「SIFCON と緩衝材とを併用した既存RC 版の耐爆性能向上技術に関する実験的研究」。

普段は休火山のような彼ですが、最後にやってくれましたねー😆

全42体の試験体の破壊性状が次々に出てくる入魂のppt、圧巻でした。

続いてOさんの「超低粘度エポキシ樹脂によりひび割れ注入補修されたRC 梁の力学性状に関する実験的研究」。

日本語でカンペも見ずに喋り切った彼女。

予想だにしなかった質問にも日本語で立派に返してみせました😮

これ、日本人でも慣れないとなかなかできないんですよね。。。

K野君の「曲げを受けるポーラスコンクリート部材における寸法効果および竹筋補強の影響に関する実験的研究」。

まさに彼の集大成というべきプレゼン!😆

発表も質疑に対する応答も、全てが的確で分かりやすい。

後輩からは「さすが九州第3位の男!」との声も。

K木君の「各種建築材料の接触・近接爆発による損傷とその補強法に関する実験的研究」。

「打倒Yねひか」を掲げて今回の発表に臨んだ彼。

嚙んでたからY田さんの勝ちー🤪笑

まぁ、それでもさすがは九州一の男と言いたくなる発表ではあったのですが。

K宮君の「RC 梁の曲げ性状に及ぼすSIFCON の積層補強およびプレート補強効果に関する実験的研究」。

前日の発表練習にて「どこのエリートだ?!」て言いたくなるくらい上手だった彼、本番も好調でした😮

彼もどちらかと言えば休火山タイプ。

最後にやってくれました。

最後はN川君の「環境負荷低減を目的とするポーラスコンクリートの適用に関する実験的研究」。

直前まで原稿を読みふけるあたり、彼らしいです笑

コンクリート研究の中でも環境寄りの研究をこよなく愛した彼。

来年からはそれが仕事の内容になるんだとか。

よかったなぁ、無事に終わって😊

修論発表会は、もちろんM2生にとって修了がかかった大事な行事。

しかし、研究室にとってはそれだけじゃなくて、後に続く者たちへの大切な伝承の儀式でもあるのです。

だからこそ、山口は今回「ちょっと難しいかな?」と思われる注文も彼ら・彼女らにつけたのですが。。。

皆見事にそれに応えてくれました。

聴講していた後輩たちにとって、得るものが多い発表会だったのではないでしょうか。

改めて、いい発表会でした。

さぁさぁさぁ!

学位審査期間もいよいよ大詰め!

来週には卒研生の卒業設計提出が控えています。

今日の先輩たちの雄姿を思い出して頑張ってほしいものですね。

MY