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ひび割れ補修祭り

9月に入りましたが、暑さが和らぐ気配が全くありません。

構造材料実験室はものすごい暑さ!(;´Д`)

コロナ禍じゃなければ速攻で恒温室に入りたいくらい。

そんな中、今週の山口研はひたすらひび割れ補修作業を行っていました。

まず、補修対象となるRC梁の載荷。

小型梁試験体ではありますが、1日で19体というハードスケジュール。

朝9時からスタートして夜7時頃にやっと終わりました。

こちらはひび割れチェックの様子。

髪の毛よりも細いひび割れまで見つけ出し、その開口幅を測定していきます。

1日でプロ並みに上達したのでは?

このようにしてチェックしたひび割れに、樹脂を注入していきます。

その前に、こちらはひび割れをシールしている様子。

実はこの作業がとても大事で、これを雑にやったら樹脂がダダ漏れして大変なことになるのです (2年前、それに随分と泣かされた記憶が…)。

今回は、学生達の入念な施工のお陰で特に問題なく進みました。

シールが終わったらいよいよ樹脂注入。

今回は上向きと下向きの2水準で補修施工を行いました。

色んな所でよく見かけるひび割れ注入補修ですが、緻密な作業の重要性を学生達も理解してくれたことと思います。

今後、補修したRC梁の各種性能評価を行っていきます。

良い成果が得られるといいですね。

例年、この時期になると「研究室でキャンプに行きました!」とか「学会に行ってきました!」みたいなDiaryが並ぶのですが、今年はそれもほとんどありません。

仕方のないこととはいえ、寂しい限りです。

せめて、実験はちゃんとやり続けて新しい知見を蓄えておきたいですね。

明日は「大型の非常に強い台風10号」が来るのだそう。

皆様、どうぞ気を付けてお過ごしください。

 

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