· 

実験繁忙期

10月。

それは、当研究室で実験が最も忙しくなる時期。

今年も各班2テーマずつの計6テーマの実験が回っています。

今年最も忙しくしているのが衝撃班。

久しぶりに、繊維補強コンクリートを自前で練って作製しているんです。

なので、骨材の粒度調整といった、いつもエコ班がやってるような作業も今年は衝撃班がやってます。

私事ですが、山口の研究活動のスタート地点は「高靭性な繊維補強コンクリートを開発すること」。

自主開発した高靭性繊維補強コンクリートが衝撃にどこまで耐えられるんだろう?

...そんなことを考えたところから、当研究室の衝撃研究はスタートしたんです。

なので、今年の研究は山口にとっては原点回帰のようなもの。

何だかワクワクする日々を送っています。

補修補強班は、昨年度までに引き続きSIFCONを使ったRC部材の構造補強に関する研究に取り組んでいます。

型枠にびっしりと繊維を詰め込むこの光景も、今年で10年目を迎えました。

今やこの時期の風物詩になっています。

今年は、補修補強班だけ人数が少ないんですよね。

それにも関わらず、4人だけでよく頑張っていると思います。

この班は11月中旬に実験が終了する予定です。

エコ班は、前回のDiaryに書いた「ジャンボタニシ・プロジェクト」が今年は一段落。

今はポーラスコンクリートの植栽試験を行っています。

サテライト研究室がエモい空間へと早変わり。

この実験も久々ですね。

今回は4種類の植物をポーラスコンクリートに植栽しました。

上手く育ってくれるといいのだけれど。

...そんな訳で、今日は各班の実験の様子をお届けしました。

しばらくは忙しい日々が続きそうですが、研究室一丸となって頑張っていきましょう。

では、今日はこの辺で。

MY